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2022/10/01

クボタトラクターFT28 燃料タンク修理

皆さんこんにちは。
ノウキナビ事業部サービス担当北村です。
今回はクボタのトラクターの燃料タンクを修理をしましたので修理の様子を書いてみたいと思います。

 

①燃料が運転席右側から漏れていました。

 

②運転席のダッシュボードを外します。ダッシュボードは上に引き上げると外れる仕様になっています。ダッシュボードを取り外す前に駐車ブレーキのロックワイヤーを最初に外した方がやりやすいです。

 

③当初燃料タンク交換の予定でしたので新品のタンクを箱から出して確認します。
箱の中には燃料タンク交換の説明書も入っていました。

 

④説明書によりますと燃料タンク交換ではエアコンのガスやクーラントを抜いて、後ろ側をフレームと切り離してから運転席のキャビンを取り外すか、浮かしてから取り換えないといけないようです。

 

⑤ダッシュボード内部を確認しました。コネクターが軽油で濡れていました。

 

⑥キャビン内部のステアリングシャフトを丸ごと外せばエアコンのガス回収やキャビンを取り外さず、キャビン内部から斜めに燃料タンクを取り出せるのでは思い確認しました。しかし、真ん中にフレームが入っていました。またフレームは溶接してあり取り外す事は不可能です。タンクの上部のプラスティック部分も濡れていました。

 

⑧ネットで少し調べてみるとFT28の燃料タンクからの漏れは、リコールにはなっていませんがよくある事例だそうです。
燃料タンクを交換するにはやはり説明書どおりエアコンのガスを回収やキャビンを外さないと出来ないようです。

今回は仮修理として燃料タンクの漏れ箇所にエポキシ樹脂を塗って修理する事になりました。
今回はオートウエルドと言うエポキシ接着剤を使いました。オートウエルドは溶接なみの強力接着剤で耐水、耐油、耐酸性で衝撃、振動、極端な温度変化にも耐え、完全硬化後は穿孔、ねじ切り、研磨、肉盛り、塗装も可能と書いてありました。

 

⑨エポキシを塗っていきます。

実際は軽油の漏れ箇所だと推測される燃料タンクと燃料ホースの継ぎ目の金属とプラスチック部分の、燃料ホースを外してから脱脂してからエポキシ樹脂塗っています。
その後、完全硬化してから燃料ホースを取り付けました。

燃料タンク上部も濡れていたので他に漏れ箇所があると思います。
とりあえず、エポキシを塗って完全硬化するまで待ちました。

 

⑩一日おいてエポキシが完全硬化したことを確認後、燃料タンクに軽油を満タンに入れます。

 

⑪さらに一日おいて軽油の漏れがないことを確認しました。

燃料タンク上部にも濡れがありましたが、運転中に下の燃料ホースから漏れた軽油が振動で上部の燃料タンクに付着したものだと推測されます。
段ボールを下に引いて漏れがないか確認しました。

 

⑫運転席のダッシュボードを取り付けて完成しました。

 

 

今回は燃料タンクの軽油漏れ修理をしましたが、漏れ箇所が1か所で比較的修理しやすい場所でした。
最近のトラクターは燃料タンクを交換するのにエアコンのガスを回収したり、キャビンを外したり大変な作業になる事が勉強になりました。

 

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