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草刈機はレンタルと購入どっちがお得?費用や回数で徹底比較【刈払機・大型機対応】

こんにちは!広報チームのつたけです。
今回のブログでは草刈機のレンタルと購入どちらがコスパが良いのか?についてお話ししたいと思います。
「草刈り機が欲しいけど、レンタルと購入、どっちにすべきか迷う…」
そうお考えのあなた、実はそのお悩みは**「どの種類の草刈機を検討しているか」**によって、答えが大きく変わってきます。
・ご家庭の庭やあぜ道の草刈りなら、手軽な「刈払機」
・広大な土地や休耕地の草刈りなら、パワフルな「自走式草刈機(ハンマーナイフモアなど)」
この記事では、農機具のプロである唐沢農機サービスが、この2つのケースに分けて、それぞれ「レンタル」と「購入」の損益分岐点やメリット・デメリットを徹底比較します。
ご自身の状況に合わせて、必要な項目からご覧ください。
Part 1:【手軽さ重視】刈払機のレンタル vs 購入
こんな方におすすめの比較です
✅ 自宅の庭や家庭菜園、あぜ道などの草刈りをしたい
✅ 作業範囲はそこまで広くない
✅ とにかく手軽に草刈りを済ませたい
一般的に「草刈機」としてイメージされる、肩掛け式の「刈払機」。手軽に使える反面、長時間の作業は体に負担がかかることも。年に数回の利用なら、レンタルと購入どちらがお得なのでしょうか。
結論:年に3回以上使うなら「購入」がお得
先に結論です。**刈払機の利用が年に2回までなら「レンタル」、年に3回以上なら「購入」**がコストの損益分岐点になります。
刈払機のコスト比較表
利用回数 | レンタル総費用(1泊2日プラン) | 購入総費用(本体3万円+維持費5千円) | お得なのは? |
---|---|---|---|
年1回 | 4,950円 | 35,000円 | レンタル |
年2回 | 9,900円 | 35,000円 | レンタル |
3年間の合計 | 44,550円 (年3回利用の場合) | 45,000円 | ほぼ同額 |
※レンタル費用は唐沢農機サービスの実際の料金を基にしています。
また、購入費用(30,000円)については大手ECサイトやホームセンターで販売されている、一般家庭向けモデルの実売価格を参考にしています。
【診断】刈払機、あなたにおすすめなのは?
✅ レンタルがおすすめな人
・使用頻度が年に1〜2回程度
・機械のメンテナンスに自信がない、面倒だと感じる
・購入前に、まずは一度試してみたい
・初期費用をとにかく安く抑えたい
✅ 購入がおすすめな人
・年に3回以上、定期的に使う
・「草が伸びてきたな」と思った時に、すぐ作業したい
・自分に合った一台をこだわって選び、長く使いたい
💡刈払機を選ぶ際のポイント
年に数回しか使わないならレンタルが手軽で確実です。もし購入を検討するなら、ご自身の体力に合った重さや、ハンドルの形状(Uハンドル、ループハンドルなど)を実際に確認してから選ぶことをお勧めします。

Part 2:【効率重視】ハンマーナイフモア等のレンタル vs 購入
こんな方におすすめの比較です
✅ 広い休耕地や果樹園、河川敷などの草刈りをしたい
✅ 刈払機での作業に限界を感じている(時間・労力)
✅ 背の高い草や硬い雑草もパワフルに処理したい
ここからが、まさに「高価な機械だからこそ迷う」という方のための本題です。
数十万円もするハンマーナイフモア(自走式草刈機)は、簡単に購入を決断できるものではありません。レンタルと購入、どちらが賢い選択なのでしょうか。
結論:年に3回以上使うなら「購入」も視野に
ハンマーナイフモアの場合、損益分岐点は利用頻度と機械の価格によって大きく変動します。
・購入費用: 30万円~100万円以上と幅広い
・レンタル費用相場: 1日あたり15,000円~30,000円程度
仮に、本体価格50万円のハンマーナイフモアを、1日25,000円でレンタルできると仮定してシミュレーションしてみましょう。
ハンマーナイフモアのコスト比較(本体50万円の場合)
利用回数 | レンタル総費用(1日2.5万円) | 購入総費用(本体50万円+維持費) | お得なのは? |
---|---|---|---|
年1回 | 25,000円 | 50万円~ | レンタル |
年2回 | 50,000円 | 50万円~ | レンタル |
合計20回 | 500,000円 | 50万円~ | ほぼ同額 |
※レンタル費用や購入費用は全国の建機・農機レンタル会社の公開料金がおおむね1日15,000円~30,000円の範囲であることから、その中間値を採用しております。
また購入費用については国内主要メーカーの標準的な歩行型(自走式)モデルの実売価格を参考にしています。(参考:https://www.orec.co.jp/product/category/mower/bull-mower/)
購入費用50万円をレンタル料で割ると「20回」。
つまり、合計20回以上利用すると、購入の方がコスト的に有利になってきます。
・年に2回の利用なら、元を取るのに10年
・年に4回の利用なら、元を取るのに5年
・年に5回の利用なら、元を取るのに4年
このことから、「年に3〜4回以上、かつ5年以上継続して使う」という明確な見通しがあるなら、購入を検討する価値が出てくると言えます。
【診断】ハンマーナイフモア、あなたにおすすめなのは?
✅ レンタルがおすすめな人
・利用は年に1〜2回程度
・高額な初期投資のリスクを避けたい
・保管場所の確保や、重い機械のメンテナンスが難しい
・まずは購入前に、その圧倒的なパワーと効率を体験してみたい
✅ 購入がおすすめな人
・年に4回以上、定期的に使う見込みがある
・複数の広大な土地を管理しており、レンタルでは日程調整が難しい
・草刈り作業が事業の一部であり、機械は経費として計上したい
・天候などを見て、「今日やりたい」と思った時にすぐ作業したい
まとめ:最適な一台は、あなたの状況によって変わります!
草刈機のレンタルと購入、どちらがお得かという問題は、
草刈機のレンタルと購入、どちらがお得かという問題は、まず「どの種類の草刈機(刈払機か、本格的なハンマーナイフモアか)を使うか」、そして「年に何回、それを何年くらい使うか」という2つの視点で考えることで、最適な答えが見えてきます。年に数回使うだけでレンタル費用は意外とかさむもの。購入後のメンテナンスの手間や保管場所の有無も考慮に入れると、より後悔のない選択ができます。
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「うちの土地だと、どっちの機械がいいんだろう?」
「実際に機械を見て、相談してから決めたい」
「購入後のメンテナンスまで、まるっとお願いしたい」
そんなお客様一人ひとりの状況に合わせた最適なプランを、農機具のプロとしてご提案させていただきます。草刈りに関するお悩みは、どんなことでもお気軽にご相談ください!
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