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2021/12/28

SDGs 第3回 「ESGとCSR」

SDGs  第3回 「ESGとCSR」

 

「あー…、またアルファベット達が並んでる」
「正直ちょっと分かりにくい」
「というか、偽善じゃね?」

などとお思いの皆さま、こんにちは。
株式会社唐沢農機サービスの川崎です。

前回はこのブログシリーズの主題であるSDGsを、中古農機の海外輸出事業などに絡めて縦掘りしたものをお伝えさせて頂きましたが、今回は早くも趣向を変え、横掘りしてみたいと思います。

SDGsを調べていると、これらのワードに出会います。

 

ESG

Environment(環境)

二酸化炭素削減努力や非環境破壊的行動について

Social(社会)

ジェンダー問題、またサプライチェーン上における人権問題について

Governance(企業統治)

情報の開示または透明性の高い経営について

 

これらは、投資家や金融機関が投資をおこなう際、現代そしてこれからの将来における新たな判断基準として、国連が提唱したもの。企業の長期的な成長のために重要な指標として、多くの投資家やビジネスパートナーや協力会社を模索する企業などの指標として、最近注目されている。

CSR

Corporate Social Responsibility

企業の社会的責任

 

企業活動において社会的公正や環境などへの配慮を組み込み、従業員、投資家、地域社会などの利害関係者に対して責任ある行動をとるとともに、説明責任を果たしていくことを求める考え方
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudouseisaku/csr.html

 

 

とまあSDGsも加えると更にややこしくなる訳ですが、どんどん藪の中へ進みましょう。何故ならこれらのワード達は、当社のようにIPOを目指す企業にとっては、投資側にとっての指標の一つであるがうえに、決して他人事ではないからです。

色々と調べていると、なんとなくですが全体像が見えてきます。

まずESGですが、最近では「ESG投資」などという使われ方もあり、投資側からの視点で、投資対象の企業を選ぶときに財務面だけでなく「社会的責任を果たしているか」を考慮することを言うそうです。

この様な考え方は以前からあり、

:2006年に国連がPRI(Principles of Responsible Investment−責任投資原則)6原則をつくりESG投資の重要性を提唱した。

:1920年代のアメリカでキリスト教系財団が資産運用を行うときにタバコやアルコール、ギャンブルに関わる企業を投資対象から除外した。SRI(Socially Responsible Investment:社会的責任投資)

:1960年代には、ベトナム反戦運動の高まりの中で軍事関連企業の株式売却や株主提案が盛んに行われるようになっていき、特にナパーム弾や枯葉剤などの兵器をアメリカ軍に供給していた化学メーカーは社会的に問題視された。

:1990年代はSRIが本格化し、SRIの考え方が世界中に広く浸透。オゾン層破壊など環境問題への意識の高まる。

などです。

このように、2006年に国連がPRI(Principles of Responsible Investment−責任投資原則)6原則をつくりESG投資の重要性を提唱してからの事、徐々に長期投資の観点から見るとESGを重視している企業は結果的にリスクが軽減されやすいことが理解されていきます。そして、さらなる環境問題の深刻化、サプライチェーンの労働問題、大企業の不祥事などが起こるたびにESG投資の大切さが再認識され続けるわけですね。

要は、成熟した先進国の投資家にとって、

Value=????

を判断する時に必要な概念になった、と言ってよいのではないでしょうか。

 

ビッグプレーヤーとの土俵入りを目指す企業にとって、投資家への説明責任のうち、これらの社会や人との関わり方として、ESGを踏襲し、CSRを掲げることが大切。いわばSDGsの投資サイドにおける単語ですね。

もちろん各企業及び個人で違った解釈や取り組みもあると思います。

またこれらの概念は、最近話題のグリーンストックやグリーンコイン、CO2フットプリントの売買などの取引において、そのリスクの数値化や担保化、保証、信憑性などにおいて、数多くの問題点が指摘されています。

 

このブログはそれらの整合性を考えているわけではなく、ただただSDGsをタテボリヨコボリしたものです。皆様の大切な思考時間にちょっとしたスパイスとして加えて頂ければ幸いです。

2022年、寅年ですね。来年はどんな年になるのか、楽しみです。

皆様よいお年をお迎えください。