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2020/05/22

「農家直売どっとこむ」 信州産“桑の実(マルベリー)”のクラウドファンディング開始

 農機具販売・修理業を主軸にWEBサイト制作・マーケティング支援などを行う株式会社唐沢農機サービス(所在地:長野県東御市、代表取締役社長:唐澤健之)が運営する農産物ECサイト《農家直売どっとこむ》は5月22日より、長野県上田市産の桑の実(マルベリー)を普及するべく、Makuakeにてクラウドファンディングプロジェクトを開始いたします。

【かつて蚕都とよばれた信州上田から】

 「桑の葉」は明治大正期の近代日本の主力産業であったシルクの原料をつくる蚕(かいこ)の餌として日本全国で栽培され、地図記号には桑畑だけを示す記号があるくらいポピュラーな植物でした。
 特に長野県上田市はシルク産業が盛んで、国内でも有数の生産量であった理由の一つに、桑の木がたくさん育つ自然環境がありました。晴天率が高く、地形や上田市を流れる千曲川(ちくまがわ)の豊かな土壌に恵まれ育った桑の木には、ラズベリーを思わせる赤や黒紫色の実がなります。食生活にぜひ取り入れたい栄養たっぷりのマルベリーを、ぜひ皆様の健康生活に取り入れていただきたいと願っています。

【大切に育てながら楽しむことを応援したい】

 そんなマルベリー(桑の実)を栽培しているのは長野県上田市で障がいをお持ちの方の就労、自立を支援している特定非営利活動法人エリスンです。障がいをもつ方の「はたらく・くらす・たのしむ」を応援するNPO。就業スキルや就労意識、社会マナーを身につける支援と、余暇を楽しく過ごす支援も行っています。
 平成21年より就労支援事業の一環として、耕作放棄地を開墾した桑畑が今年で10年になりました。上田市内の平野が広がる塩田(しおだ)地区に、総面積12ha(東京ドーム 2 個分)約2,000本の桑の木を栽培しています。上田の歴史文化のひとつである桑畑風景を維持しつつ、そこから得たマルベリー(桑の実)や桑の葉を原料として加工した商品の収益は、すべて利用者さんの工賃(お給料)に還元しています。

【リターンと資金の使い道】

 今回の応援購入商品は、信州産 完熟マルベリー(冷凍)の500g〜2kgの各種、およびその加工品とのセットになります。
 配送料やその他手数料を除いた売上は、NPOエリスンの利用者さんの工賃(お給料)と農園運営資金に還元されます。それにより、エリスンでより多くの桑の栽培と収穫を続けていくことができます。
 しっかりと濃く色づいた、甘くて酸味の少ない美味しい完熟マルベリーを知っていただき、美味しく生活に取り入れていただきたいと私達は願っています。

【農家直売どっとこむ】について

 農家直売どっとこむは2011年9月に開店した農産物に特化した直売型ECサイトです。安全やおいしさのために手間ひまを惜しまず栽培された上質な商品を揃え、生産者の畑から消費者に直接、適正な価格で届く仕組みをつくり、地域の農業発展をサポートしています。
Web URL:https://www.e-noson.com/