株式会社唐沢農機サービス ロゴ

2014/12/16

全国的な流通網を広げる一環として 営業スタッフの募集を開始

新しく参入する農家、高齢化により生産を落とす予定がある農家。それぞれの事情や条件がある中で、求められるのは農機のスムーズな流通です。株式会社 唐沢農機サービスの「ノウキナビ」では、日本全国の農家の声を拾い上げ、事業を大きく展開するため、12月16日より営業担当者の募集を始めました。

株式会社唐沢農機サービス(所在地:長野県東御市、代表取締役:唐澤健之)が運営する中古農機流通支援サイト「ノウキナビ」では、2014年12月16日より全国で同サービスの導入を推進させる営業担当者の募集を開始いたしました。

 

サイト上のシステムとしては完成している「ノウキナビ」ですが、地域のネットワークが強く、機械としての特殊性も高い中古農機においては、従来のネットオークションのような、オンラインで完結するような単純なサービスではなく、人とのコミュニケーションとお付き合いを重視する必要があります。弊社では「農機でつながるコミュニティ」を創出するために、より多くの「農家」と「販売店」のご参加を求め、全国展開するべく営業スタッフの募集を始めました。

 

農業の活性化のためには「システム」だけでは不十分

弊社の「ノウキナビ」は、使われなくなった農機を、全国につながるノウキナビのネットワークを通じて出品・購入を行うことで、流通を促進させるサービスです。今後3年間で販売店を2,000店、農家会員(農機所有者)を36,000件という目標を掲げて、2014年8月下旬よりスタートいたしました。

 

中古農機には、一般的な中古車のように全国的に流通がスムーズに行われる市場がありません。公道を走る車と違って、車検の仕組みが存在しないので、コンディションも様々です。弊社のサービスでは、一定の基準を設け、技術力のある販売店と契約することで、安心して中古農機の売買ができる環境を作りました。現在、中古農機や販売店の登録・検索システムは完成していますが、まだまだ登録数が足りない状況です。そこで全国的に活躍してもらえる営業スタッフの募集とその育成をスタートさせました。

 

個々の要望を聞き取ることが、将来の農業を育てることに

農機は、一定の作業を行うためには必須の機械であると共に、高価なうえ定期的なメンテナンスが必要です。そのため農家の方々は、お付き合いがある販売店との関係を継続しながら、毎日の仕事に取り組んでいます。

 

「ノウキナビ」は、農家の倉庫で眠っている農機を全国へ流通させ、維持・管理の能力がある販売店の皆様に仕入れてもらう流れを作ります。農家と販売店のお付き合いなど、既存の流通ルートを壊さずに共存し成長していく事業です。

新しく参入する農家、中古農機が欲しい・売りたいと考える方々のためにも、農機のスムーズな流通が必要。しかし、このノウキナビを多くの方々に知っていいただかなくては意味がありません。農家と販売店のより良い関係を育て、流通を促進するために、情報通信のシステムのみでなく「人と会って話す」スタッフが重要だと考えています。

 

これからも農業とITの融合を追求

「ノウキナビ」は、農業に特化したツールとして中古農機の売買をスタートいたしましたが、単なる商業取引という位置づけで発想していません。

「農機販売店」「農家」それぞれの要望や考えをマッチングさせ、情報をつなぎ、人をつなぎ、技術をつなぎ、そして農業を未来へつないでいく、機動的なサービスです。

私たちが求める到達点は、「中古農機の売買によって利益を上げること」ではありません。

農業とITを融合させ、農業を日本の未来を担う魅力的な産業にすることを目指しています。

弊社では、今後「ノウキナビ」を中核に、時代のニーズに応じたサービスや機能、電子商取引システムを自社開発できるメリットを最大限に活かし、スピーディーに小回りの効く事業を展開していきたいと考えています。