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【2026年最新】冬眠しない熊!「穴持たずのクマ」が人里へ向かう理由は?
はじめに:冬の常識が変化した2026年
「冬になればクマは眠りにつく。だから山は安全だ」。
私たちが長年信じてきたこの“常識”が、今、大きな変化を迎えています。
2026年1月現在、福島県、宮城県、そして北海道といった北の大地から、冬眠中のはずのクマが目撃・捕獲されるニュースが連日のように届いています。本来なら雪深く静かなはずの冬の里山で、何が起きているのでしょうか。
農機具を通じて日々農業の現場と向き合う私たちにとっても、この事態は決して見過ごせません。農地の管理や地域コミュニティの安全に関わる重大な変化です。今回は、最新の報道やデータをもとに、「冬眠しないクマ(穴持たず)」の現状と、私たちが直面している新たなリスクについて深く掘り下げていきます。
「ドングリが足りないから」だけではない?定説を再検討する
これまで、クマが人里に現れる最大の理由は「山のドングリが不作で、食べるものがないから」だと説明されてきました。しかし、近年の状況を分析すると、この通説だけでは説明がつかないケースが増えています。
日本農業新聞の報道によれば、ドングリが豊作の年であっても、クマが人里に居座り続ける例が確認されています。また、Forbes Japanの分析でも、食料不足という消極的な理由ではなく、より「能動的な選択」として人里を選んでいるクマの姿が示唆されています(参考・引用元を参照)。
つまり、クマたちは「食べるものがないから仕方なく」来ているのではなく、「山より効率よく栄養を摂取できる場所」として、学習した上で人里をターゲットにしている可能性があるのです。
なぜクマは冬眠をやめたのか?考えられる3つの要因
では、なぜ彼らは冬の眠りを捨ててまで活動を続けるのでしょうか。その背景には、人間社会の変化と、クマたちの驚くべき適応能力があります。
1. 高カロリーな「供給源」を知ったことによる学習効果
かつてのクマにとって、人里は「怖い人間がいる場所」でした。しかし、収穫されずに放置された柿、廃棄された野菜、さらには牛舎などの家畜飼料といった「高カロリーで楽に手に入る食料」の味を一度覚えてしまうと、彼らの行動は一変します。 冬眠は本来、エネルギー消費を抑えて飢えを凌ぐための生存戦略です。しかし、冬でも高カロリーな食料が手に入るのであれば、活動を続ける選択肢が生まれます。これが、冬眠しない「穴持たず」を増やす一因となっています。
2. 里山の変容と境界線の曖昧化
過疎化や高齢化により、かつて人間と野生動物の緩衝地帯だった「里山」が変化しています。人の気配が薄れたことで、クマにとって住宅地のすぐそばまでが「自分たちの行動圏」になってしまいました。 私自身、農家の皆さんとお話しする中で、耕作放棄地が増え、人里と山との境目(ゾーニング)がなくなり、見通しの悪くなった場所がクマの隠れ場所になっているという声をよく耳にします。環境の変化が、物理的にも心理的にもクマを人間側に近づけているのです。
3. 「人間を恐れにくい」新世代の適応
注目すべきは、世代交代による個体の変化です。現在のクマの中に、親クマから「人里に行けば簡単に食べ物が見つかる」「人間は避けるべき対象ではない」という学習を経て育った個体が存在します。 彼らにとって、舗装された道路や住宅の庭先は、もはや未知の場所ではありません。経験によって「人への警戒心が薄い」性質を獲得したクマは、これまでの追い払い策が通用しにくい非常に難しい存在です。
冬のクマ出没が増えることで、新たな問題も浮上しています。それが、イノシシやシカを狙って設置した罠に、誤ってクマがかかってしまう「錯誤捕獲」です。
冬の環境が招く新たな課題「錯誤捕獲」
冬眠しないクマが増えれば、当然この事故も増加します。罠にかかり興奮したクマは極めて危険であり、放獣(山へ帰す作業)や対応を行う現場の負担は計り知れません。また、罠の周辺に別の個体が潜んでいる可能性もあり、思わぬ形での人身事故を誘発する一因になりかねません。
「冬だから罠の管理も軽減できる」という考えは、もはや見直しが必要な時期に来ているのです。
未来への提言:通年での「遭遇前提」社会へ
これからの時代、私たちは「冬=クマはいない」という予断を排さなければなりません。気候変動や社会構造の変化により、クマの生態は私たちの想定を超えるスピードで変化しています。
■誘引物の徹底排除:
冬場であっても、生ごみやペットフード、未収穫の果実を外に放置しない。
■緩衝地帯の維持:
農地周辺の草刈りや見通しの確保を、冬が来る前、そして冬の間も意識的に行う。
■情報のアップデート:
地域の自治体が発信する最新の目撃情報を、季節を問わず確認する習慣を持つ。
私たち人間側も、対応をアップデートする必要があります。野生動物との適切な距離を再構築することは、地域の安全を守ることにも繋がります。

結びに代えて
唐沢農機サービスでは、農機具の提供を通じて、持続可能な農業環境を支援しています。しかし、その根底にあるのは「安心して暮らせる地域社会」です。 今回ご紹介した「冬眠しないクマ」の問題は、一過性のニュースではなく、私たちの生活環境に関わる重要なサインです。
正しい知識を持ち、過度に不安を抱くのではなく、冷静な対策を継続すること。その積み重ねが、人間と野生動物がそれぞれの圏内で共生するための道ではないでしょうか。
冬の冷たい空気の中、山際での作業を行う際。冬であっても遭遇する可能性があるという認識を常に持ち、適切な備えを忘れない――。私たちは、この新しい日常に冷静に向き合っていかなければなりません。
参考・引用元:
日本農業新聞:熊の人里出没、ドングリ不作影響せず? 要因は果実か https://www.agrinews.co.jp/society/index/356287
Forbes Japan:クマ出没の原因はドングリ不作ではない? 捕獲個体の栄養状態は良好と判明 https://forbesjapan.com/articles/detail/88766
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