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2026年、大規模デモで情勢緊迫のイラン――実は『おしん』大好き視聴率90%の超親日国
2026年1月現在、中東の親日国イランは、その長い歴史の中でも歴史的な転換点の中にあります。物価の高騰や通貨リアルの急激な下落、そしてそれらに端を発した大規模な抗議活動が全土に広がっており、現地の情勢は今後の社会のあり方を左右するような、極めて予断を許さない状況にあると報じられています。
私たち日本人にとって、イランは地理的には遠い国ですが、精神的には非常に近い存在です。その距離を縮めた最大の功労者は、1980年代に社会現象を巻き起こしたNHK連続テレビ小説『おしん』に他なりません。本稿では、報道されている現地の深刻な情勢を整理しながら、なぜ彼らがこれほどまでに『おしん』を、そして日本を愛しているのか。そして、この状況に際して私たちがどのような眼差しを向けるべきなのかを、一日本人の視点としてお届けします。
1.2026年、イランが直面している現状
現在、中東のイランは経済面を中心に非常に厳しい局面を迎えています。主要な国際報道(※①②③)によると、物価の高騰や通貨リアルの価値下落が続いており、それに伴う大規模な抗議活動が全土で報じられています。 1月13日時点の報道では、現地での法的な対応や治安当局との衝突による死傷者の発生も伝えられており、情勢は予断を許さない状況にあります。

経済情勢の悪化と市民生活への影響
イラン国民を街頭に駆り立てている最大の要因は、生活の困窮です。
急激なインフレの進行: 2026年のインフレ率は40%を超えたと報じられており、特に食料品に関しては前年比で75%以上の値上がりを記録しているとのデータもあります。かつての中産階級であっても、日々の食卓を維持することが容易ではない状況が伝えられています。
通貨価値の下落と貯蓄への影響: 通貨リアルの価値下落が続いており、市民が築いてきた蓄えの価値が目減りするなど、将来設計が困難になるほどの経済的打撃を及ぼしています。
若年層の雇用問題: 高い教育を受けた若者であっても希望する職に就くことが難しい状況があり、将来への閉塞感が広がっていることが、現在の動向の背景にあると指摘されています。
広がる抗議の動きと報道されている現状
2025年末から始まったとされる動きは、首都テヘランを含む多くの都市へと波及しています。
切実な声の広がり: 当初は生活の改善を求める声が中心でしたが、現在は社会のあり方そのものに対する多様な意見が表明されるようになっています。
情報遮断と国際社会の視線: 現地ではインターネットの利用制限などが行われているとの報道もありますが、SNSを通じて現地の声が断続的に世界へ発信されており、人権や安全の観点から国際的な注目が集まっています。
今後の展望に関する見方: 一部の識者は、現在の状況がこれまでの社会構造に根本的な変化を促す可能性があると分析しており、イランが歴史的な転換点に立っていることを示唆しています。
2. なぜイランは世界一の「おしん愛」を持つに至ったか
このような過酷な情勢の中でも、イランの人々が日本人に会うと口にする言葉は、今も変わらず「おしん」です。なぜ、1980年代の日本のドラマが、これほどまでにイラン人の魂に食い込んでいるのでしょうか。
時代背景:戦争の闇を照らす光
イランで『おしん』が初めて放映されたのは1986年、イラン・イラク戦争の最中でした。
共通の苦難: 当時のイラン人は、連日の空爆や物資不足の中で明日をも知れぬ生活を送っていました。そんな中、明治・大正・昭和の激動期を、貧しさに耐え、家族のために泥にまみれて働くおしんの姿は、自分たちの姿そのものでした。
視聴率90%の伝説: 放送時間になると街から車が消え、敵対する勢力同士もテレビの前では手を止めて見入ったという逸話があります。公式な統計こそありませんが、推計視聴率は90%を超えていたと言われています。
宗教・文化を超えた「徳」の共感
イスラム教国であるイランにおいて、日本のドラマが受け入れられたのは、描かれている道徳観が極めて近かったからです。
忍耐(サブル): どんな苦境にも不平を言わず耐え抜く「忍耐」は、イスラム教においても重要な美徳です。
家族への献身: 親を敬い、子供を守るために自己を犠牲にするおしんの生き方は、イランの伝統的な家族観そのものでした。
「おしん」という言葉の浸透: あまりの人気に、イランでは中古品や古着を扱う店が「アズ=シン(おしん)」と呼ばれるようになり、苦労して成功した女性を「おしんのような人」と呼ぶなど、ペルシャ語の一部として定着しました 。
3. 親日感情の源泉:日本へのリスペクト
『おしん』のヒットは、イラン人の日本に対するイメージを「単なるハイテク国家」から「尊敬すべき道徳国家」へと昇華させました。
敗戦からの復興への憧れ
イラン人は日本を、第二次世界大戦という焦土から這い上がり、短期間で世界屈指の経済大国になった「奇跡の国」として見ています。
アジアの誇り: 欧米の価値観に染まりきらず、自国の伝統(おしんに象徴される精神)を守りながら近代化を成し遂げた日本は、イランにとって究極の理想モデルなのです。
政治的中立性: 歴史的に大国に翻弄されてきたイランにとって、他国を侵略せず、誠実にビジネスを行う日本人は最も信頼できるパートナーと目されてきました。
サヘル・ローズさんが語る絆
イラン出身のタレント、サヘル・ローズさんは、イランにおける『おしん』の視聴率が80%を優に超え、現代でも日本の象徴として愛されていることを繰り返し語っています。彼女のような存在もまた、両国の架け橋として大きな役割を果たしています(※④)。
4. 私たち日本人がイランの危機に持つべき「三つの視点」
では、この未曾有の危機に直面している親日国イランに対し、私たち日本人はどのような姿勢で向き合うべきでしょうか。
① 「遠い国の出来事」という無関心を捨てる
イランは日本にとって最大の原油供給源の一つであり、イランの安定は日本のエネルギー安全保障に直結します。しかし、それ以上に、私たちの文化(おしん)をこれほどまでに愛し、尊敬してくれている国が苦しんでいるという事実に、もっと敏感であるべきです。
② 政治と民衆を切り離して考える
イランの現体制に対しては国際的に厳しい批判がありますが、そこで暮らす人々は、私たちと同じように家族を愛し、平穏な暮らしを願う、おしんのような誠実な人々です。ニュースで流れる過激な映像だけで判断せず、その背景にある民衆の悲鳴に耳を傾ける必要があります。
③ 「おしんの精神」の継承者として
イランの友人たちは、今も日本を「おしんのように強くて優しい国」だと信じています。私たちは、彼らの期待を裏切らないような、誠実で道徳的な国民であり続けているでしょうか。イランの危機を見守ることは、翻って私たち自身が「日本の精神」を失っていないかを自問することにもつながります。
5. 2026年以降の展望:おしんが教えてくれる「再起」の物語
『おしん』の物語は、苦難だけで終わるわけではありません。最後には自分の足で立ち、成功を収め、平和な時代を享受する「希望」で締めくくられます。
現在のイランの動乱も、いつかは終わりを迎えます。それがどのような形での結末であれ、イランの人々が自分たちの手で未来を掴み取ろうとしているこの苦闘は、まさにおしんが雪深い山形を後にした時の覚悟に似ています。
編集後記:日本とイランの未来のために
この記事を執筆するにあたり、イランの人々の親切さや、日本への深いリスペクトを改めて痛感しました。イランの旅を経験した日本人の多くが、「世界で最も親切な人々に出会った」と語ります 。そんな彼らが、今、自由と尊厳を求めて戦っています。
私たちは、政治的な介入はできずとも、彼らの声を世界に届け、その歴史の目撃者となることはできます。親日国イランに、再び穏やかな朝が訪れ、子供たちが安心しておしんの再放送を家族で楽しめる日が来ることを、切に願わずにはいられません。
引用・参考
本ブログ記事は下記の参考元を参照、引用し、執筆者の見解を加えて執筆しています。
(※①)47ニュース 【速報】イラン司法当局「デモ参加者は死刑」と表明
(※②)BBCニュースジャパン イランの病院に目や頭打たれた死傷者多数と医療関係者、反体制派でも続く
(※③)CNN イランで続く反政府活動 デモ参加者の死者は78人に、ネット遮断続く これまでに分かっていること
(※④)ニッポン放送 イランで放映される『おしん』は視聴率80パーセント
(※⑤)BBCニュース ドラマ「おしん」が世界を魅了、そのわけは 文化や言葉にも影響
(※⑥)女性自身 イランで視聴率90%超…世界の心に届いた『おしん』のすごさ
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