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2019/01/31

農業の未来を救う「スマート農業」とは?


こんにちは。唐沢農機サービスの「久保田」と申します。
名刺では、ビーズクリエイトでのサイト制作ディレクター業務を担当しておりますが、
会社全体の広報担当も、携わらせていただいております。
このたびより、カラサワファームでの事業紹介や生産商品について、
また、農業業界に関する内容を配信していこうと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


初回である今回は、皆様がよく耳にする機会が多い「スマート農業」について。

突然ですが、「スマート農業」ってご存知でしょうか?

スマート=スリム、効率化と言った言葉を連想されるかと思いますが、

スマート農業は…
「ロボット技術やICT等の先端技術を活用し、超省力化や高品質生産等を可能にする新たな農業」です。

(参照:農林水産省HP抜粋)
農業はこれまでIT(Information Technology(情報技術))や
ICT(Information and Communication Technology(情報通信技術))という
技術とあまり縁がないと思われがちな分野ですが、昨今規模の大小を問わず、導入も急速に拡大しつつあります。
政府でも、産学官連携によるスマート農業加速化実証プロジェクトを支援しております。
では、スマート農業の主な取り組み例をご紹介します。
ロボット技術×農業
農機ロボットの自動操縦技術による省力化や、収穫作業などをロボット技術により自動化することです。
昨年度大ヒットのTV番組、「下町ロケット」でのトラクター技術であるスマート農機こそ、良い例です。
TVの世界だけではなく、現実世界でも取り組みが進んでおり、実装プロジェクトが進んでおりますよ。
ビッグデータ×農業
圃場の状況を撮影や気象データなどのデータ解析を行い、効率的に栽培管理する方法です。
人間が管理することが出来ない事柄をデータより、ある程度予測をする事ができます。
野菜の収穫可能時期を、野菜の光合成によって発生する一定濃度の炭酸ガス(CO2)の測定により、
ある程度の出荷時期を予測しております。
人工知能(AI)×農業
人工知能を新規就農者向けの技術やノウハウをシステム化して提供する方法です。
この技術確信が進めば、農業経験が無い方でも農業に従事する事ができ、人材不足の解決に繋がります。
予め用意した生育途中の野菜の画像を読み込ませ、画像解析を行えるようにプログラミングして、
どの位の大きさに成長する事ができれば収穫可能時期であるかの見分けることを、テストしている事例もあります。
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)×農業
作業記録をデジタル化して作業の改善を進めたり、センサーを設置して気温、温度、湿度、雨量の
データを収集することで、リアルタイムで圃場をチェックする事ができます。
農業のIoT化は比較的スマート農業の中でも取り入れやすい技術が多く、
以前のように24時間365日誰かが農園に張り付いている必要もなくなり、
休日も確保、ワークライフバランスも改善されるという、農業世界の「働き方の改革」も、もたらしております。
「スマート農業」という言葉には様々な取り組みがあり、その取り込み数を同じ位に、メリットがたくさんあります。
一番のメリットは農業=3K(きつい・汚い・危険)ですが、そのイメージがスマート農業の導入によって払拭出来ます。
最先端技術の導入をすることで経験値が無い、技術を継承しノウハウが無いと難しいと言われる農業に
取り組みやすくなりますし、【農業は品質、収益性の高いビジネスである】と、農業に対する認識が変換されます。
労働力不足や高齢化も払拭できます。
ですが、スマート農業の導入にあたっては導入する農家側にも、金銭的・時間的・技術的な負担が発生します。
従来のように農機を導入すること以上に覚えることが増えます。
パソコンやスマートフォン、タブレットなどを用いたデータ入力や、データの分析などは慣れない人には非常に大変です。
そんな課題を解決し、農業界の明るい未来の灯火になりたいと思う、
「ITベンチャー企業」という側面を…実は弊社は持ち得ております!


農業を「未来へと続く、持続可能なビジネス」としてカラサワファームは考えております。
カラサワファームでは「信州ごちイチゴ」という四季成り性のいちごを生産しております。
もちろん、スマート農業も導入、マーケティングも実施している、未来型のいちご。
近いうちに、ドローン利用も導入…そうなりましたら、またお知らせいたしますね!
カラサワファームにて生産中の「信州ごちイチゴ」は下記リンク先よりお買い求めいただけます!
https://www.e-noson.com/