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ChatGPTで作る“チームキャラ”!同じ世界観の仲間をgen_idで増やす方法

近年、SNSを中心にAI画像生成を活用して“自分だけのキャラクターシリーズ”を制作する人が急増しています。
猫や犬、うさぎといったキャラクターを共通の世界観で描き、シリーズとして投稿することで、作品全体に統一感とストーリー性をもたせることができます。
しかし、生成AIでは一度気に入った画像を作成しても、同じプロンプトを再利用するだけではまったく同じ画像を再現できないという課題があります。
そんなときに役立つのが、ChatGPTに搭載されているgen_id(ジェン・アイディー)という仕組みです。
gen_idを活用すれば、気に入った画像のスタイルを引き継ぎながら、新しいキャラクターやシーンを自在に展開できるようになります。
実はこの機能を使えば、ChatGPTだけで“チームキャラ”を簡単に作ることも可能です。
前回の記事「ChatGPTで作った『同じキャラのイラスト』をもう一度つくる方法|初心者でもわかるgen_idの使い方」では、画像再現性の基本としてgen_idの仕組みを詳しく解説しました。
今回はその応用編として、「同じ世界観の仲間をgen_idで増やす方法」を、実際の生成例を交えながらわかりやすくご紹介します。
1. “チームキャラ”とは?シリーズで世界観を広げる楽しさ
まず、“チームキャラ”とは何かを簡単に説明しましょう。
たとえば、最初に「青いマントの猫ヒーロー」を作ったとします。
そこから「赤いマントの犬ヒーロー」「黄色いマントのうさぎヒーロー」などを追加していけば、まるで戦隊ヒーローのような統一感のある世界が生まれます。
こうしたシリーズ展開をすることで、SNS投稿やブログでも一貫性が出て、ファンがつきやすくなります。
しかし、AI画像生成では「テイストが微妙に変わってしまう」「同じ絵柄にできない」という悩みがつきもの。
そこで活躍するのが、ChatGPTのgen_id(ジェン・アイディー)です。
2. gen_idとは?画像の設計図のような“識別番号”
ChatGPTで画像を生成すると、その画像には自動的に「gen_id」と呼ばれる識別番号が付与されます。以前の記事でも紹介しましたが、これはいわば、画像の設計図番号のようなもの。
このgen_idを使うことで、「前回作った画像のテイストをもとに、別のキャラクターを生成する」ことが可能になります。
つまり、同じ世界観・同じスタイルのまま、新しい仲間を作れるというわけです。
前回の記事では、gen_idを使って「同じキャラを再現する」方法を紹介しました。
今回はさらに一歩進んで、「同じテイストで新しい仲間を増やす」ことを目指します。
3. ChatGPTで“チームキャラ”を作る手順
それでは、実際にチームキャラを作る流れを紹介します。
初心者でも簡単に実践できる方法なので、ぜひ試してみてください。
Step 1:まず1体目のキャラを作る
ChatGPTにこう指示してみましょう。
「青いマントをつけた猫のヒーローキャラクターを生成して」

画像が表示されたら、そのキャラクターを気に入ったかどうか確認してください。「もう少しリアルに」や「もう少しかわいく」といった調整を重ねて、理想のキャラクターを完成させましょう。この段階で、ご自身のイメージに合った画像に近づけることが非常に重要です。表情なども細かく指示することで、生成したい画像のイメージにさらに近づけることができます!

Step 2:gen_idを取得する
次に、ChatGPTに聞きます。
「この画像のgen_idを教えて」

すると、英数字が並んだ文字列が返ってきます。
これが“設計図番号”です。
このgen_idをメモしておくことで、同じタッチで新しいキャラを作ることができます。
Step 3:gen_idを使って仲間を作る
続けて、ChatGPTにこう伝えてください。
「このgen_idを使って、赤いマントをつけた犬のヒーローを生成して」

すると、1体目と同じ世界観・同じ画風のキャラが登場します。
これで“チームキャラ”の仲間が誕生です!
同じように、「黄色いマントのうさぎ」「緑のマントのリス」などを追加していけば、どんどんチームが増えていきます。

4. チームキャラづくりのコツ3選
① 名前やテーマを統一する
たとえば、
・ブルーキャット(リーダー)
・レッドドッグ(熱血タイプ)
・イエローラビット(ムードメーカー)
というように、キャラクターの役割やカラーを統一すると、一気に物語性が増します。
② 同じgen_idを使い続ける
毎回違うgen_idを使うと、微妙にタッチが変わってしまうことがあります。
“同じ世界観”を保つためには、最初に気に入ったgen_idを使い続けるのがポイントです。
③ 背景・小物で統一感を出す
キャラが並ぶときに「同じ空」「同じ街」「同じアイテム」などの共通点を持たせると、シリーズ全体にまとまりが出ます。
gen_idはキャラのスタイルを保つのに役立ちますが、背景設定も意識することで、より完成度が高まります。
5. gen_idを使うメリット:ストーリーとブランドを作れる
gen_idを使ってチームキャラを作ることで、単に画像を作るだけでなく「シリーズとしての物語」を展開できるようになります。
たとえば、次のような使い方もできます。
・SNSで「週1更新のキャラ物語」として投稿する
・ブログで「AIで作ったマスコットシリーズ」を紹介する
・企業キャラクターの“仲間”を増やす
特に企業やクリエイターにとって、キャラクターの世界観を統一することはブランディング効果も高く、「AI×デザイン」の活用事例としても注目されています。
6. ChatGPTで画像生成をする際の注意点
現在のChatGPT(DALL·E 3ベース)では、以前一部のツールで使われていた「seed値(シード値)」による完全再現はできません。
つまり、gen_idがChatGPTでの再現性を担う唯一の方法となります。
また、gen_idは画像ごとに自動で付与されるため、複数のキャラを作るときはIDの管理も大切です。
おすすめは、キャラ名とgen_idをセットでメモしておくこと。
「ブルーキャット=gen_id:abc123」「レッドドッグ=gen_id:abc123(同じ)」のように記録すれば、後から再生成もスムーズです。
ChatGPT無料プランでの画像生成回数に注意!
ChatGPTは無料でも画像生成ができますが、1日に生成できる枚数に制限があります。
執筆時点(2025年10月)では、無料ユーザーは 1日あたり約2枚 まで画像を生成可能とされています。
この制限を超えると「上限に達しました」というメッセージが表示され、翌日まで生成できません。gen_idを控えておくことで、無料の範囲でも同じ画像を作成することができます!失敗して翌日まで作成できない…といったようなことが少なくなります。毎日少しずつ生成してみてください。
一方、ChatGPT Plus(有料プラン)では、より多くの画像を生成できます。
有料プランでは 3時間ごとに最大50枚 の生成が可能で、1日で200枚以上作ることも可能です。
複数のキャラや背景差分を試したい場合は、有料プランを活用すると効率的です。
また、画像生成だけでなく、文章やプロンプト生成の処理速度も速くなるため、コンテンツ制作の生産性向上にもつながります。
7. まとめ:gen_idで広がる“AIチームキャラ”の世界
・gen_idはChatGPT画像の設計図番号
・同じgen_idを使えば、同じ世界観の仲間キャラを簡単に作れる
・キャラ名・gen_idを記録しておけばシリーズ管理が楽になる
・無料プランでは生成回数に制限があるため、シリーズ制作にはPlusプランがおすすめ
「前回の記事で紹介したgen_idの基本を、今度はチームづくりに応用してみたい!」
そう感じた方は、ChatGPTを使用して、今回紹介した画像生成方法で自分だけのオリジナルキャラクターのチームを作成してみてください!ぜひ今日から試してみてください。
1体のキャラが“仲間”を得た瞬間、AI画像の世界は一気に広がります。
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