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2025/07/22

ペットがいても安心!庭の除草、どうしてる?安全な方法10選と絶対避けるべきNG対策

皆様こんにちは!広報のつたけです。

突然ですが、ペットを飼っている飼い主の皆様、
「庭の雑草、どうにかしたいけど、うちには大切なペットがいるから除草剤は使えない…」
「除草剤をまいて、大切なペットの健康に影響が出たらどうしよう…」
「手で抜き続けるのは、時間も体力も限界…」
「安全でお金もかからない、そんな都合のいい方法なんてないかな?」
と悩んでいませんか?

我が家の愛犬は草をムシャムシャ食べてしまうこともあるため、除草剤を使うこともできず夏場は本当に雑草との戦いです💦
大切な家族であるペットの安全を第一に考えながら、やっかいな雑草問題を解決したいと考えるのはきっと多くの方の課題ですよね。

そこで、今回のブログでは、そんな飼い主さんに向けて、ペットがいても安心してできる除草方法を、良い点・悪い点を含めて徹底的に解説します。
除草剤を使わない方法から、ペットに優しい成分の除草剤まで、具体的な選択肢を10個ご紹介。

この記事を読み終える頃には、お庭とペットにぴったりの除草方法が見つかり、安心して雑草対策を始められるはずです✨
皆様が雑草の悩みから解放されて、ペットと心置きなく過ごせる素敵なお庭を取り戻す助けになれば幸いです!

1. なぜ除草剤はペットに危険なの?知っておきたい成分

市販の除草剤の多くには、「グリホサート」という成分が含まれています。この成分は、雑草を根こそぎ枯らす強力な効果がありますが、ペットが舐めたり、皮膚に付着したりすると、以下のような中毒症状を引き起こす可能性があります。

・嘔吐、下痢
・よだれを大量に出す
・皮膚のかぶれ、炎症
・重篤な場合は、呼吸器系の障害や神経系の異常

たとえ「すぐに乾くから大丈夫」と思っていても、散布した葉についた朝露を舐めてしまったり、肉球についた成分をグルーミングで口にしてしまったりする危険性があります。ペットの安全を考えるなら、これらの成分を含む除草剤は避けるのが賢明です。

2.ペットに優しい!安心の除草方法10選【メリット・デメリット比較】

ここからは、ペットがいるご家庭でも安心して試せる除草方法を具体的にご紹介します。それぞれのメリット・デメリットを比較して、ご自宅の状況に合った方法を見つけてみてください!

方法手軽さ持続性コスト安全性メリットデメリット
手作業★★☆★☆☆★★★★★★最も安全、コストゼロ時間と労力がかかる、根が残ると再生する
熱湯★★★★★☆★★★★★★即効性がある、
コストほぼゼロ
広範囲には不向き、火傷に注意、有益な金も死滅
お酢★★★★★☆★★☆★★★安価で手軽、土壌への影響が少ない独特の匂い、金属を錆びさせる可能性、根は枯らせない
重曹★★★★★☆★★☆★★★安価、土壌をアルカリ性にして予防効果広範囲にはコストがかかる、塩害の可能性
防草シート★☆☆★★★★☆☆★★★長期間効果が持続、見た目がスッキリ初期費用が高い、設置に手間がかかる
グランドカバー★☆☆★★★★☆☆★★★見た目が美しい、土の流出を防ぐ育つまでに時間がかかる、植物の手入れが必要
ペットに安全な除草剤★★☆★★☆★☆☆★★☆手軽に広範囲の除草が可能通常の除草剤より高価、本当に安全か見極めが必要
草刈り機・芝刈り機★★☆★☆☆★☆☆★★☆広範囲を素早く処理できる根は残る、騒音、石飛びなどペットへの注意が必要
高圧洗浄機★★☆★★☆★☆☆★★☆隙間の雑草に効果的水の勢いで土が流れる、根は残る
業者に依頼★★★★★★★☆☆★★★プロの技術で確実、手間いらず費用が高い

【詳細解説】それぞれの方法のポイント

① 最も確実で安全!「手で抜く」

時間と体力はかかりますが、最も安全な方法です。
週末に家族で楽しみながら作業するのも良いでしょう!
根っこからしっかり抜くのがコツです。

② 即効性抜群!「熱湯をかける」

沸騰したお湯を雑草にかけるだけ。
特にコンクリートの隙間などに生えた小さな雑草に効果的です。
火傷には十分注意し、ペットが近くにいないことを確認してから行いましょう。

③ 身近なもので対策!「お酢をまく」

穀物酢やリンゴ酢などを水で2〜3倍に薄めてスプレーします。
天気の良い日にまくと効果が高まります。
酸性なので、コンクリートや金属製品にはかからないように注意が必要です。

④ 予防効果も!「重曹をまく」

重曹を水に溶かしてまくか、粉末のまま雑草の根元に振りかけます。
土壌がアルカリ性に傾き、新たな雑草が生えにくくなる効果も期待できます。

⑤ 究極の雑草対策!「防草シート+砂利/ウッドチップ」

初期投資と手間はかかりますが、一度設置すれば数年間は雑草の悩みから解放されます。
ペットが歩きやすい素材を選ぶのがポイントです。

⑥ 庭をおしゃれに!「グランドカバープランツを植える」

クローバーやヒメイワダレソウなど、地面を覆うように広がる植物(グランドカバープランツ)を植える方法です。雑草が生えるスペースをなくし、見た目も華やかになります。
ペットが食べても安全な植物を選びましょう。

⑦ 最後の手段!「ペットに安全な除-草剤を使う」

最近では、食品成分(お酢やアミノ酸など)や天然由来成分を主原料にした、ペットに配慮した除草剤も販売されています。選ぶ際は、必ず成分表示を確認し、「ペット・お子様にも安心」といった表記があるものを選びましょう。

<安全な除草剤の選び方>
主成分を確認:「ペラルゴン酸」「酢酸」など、食品や天然由来の成分かチェック。
「非農耕地用」か確認:農薬登録がないものは、より安全性が高い傾向にあります。
使用者のレビューを参考にする:実際にペットを飼っている人の口コミは非常に参考になります。

⑧〜⑩その他

草刈機の使用は薬剤を一切使わずに、広範囲の雑草をスピーディーに処理できる物理的な方法としては最も効率的です。手作業に比べて体への負担が圧倒的に少なく、短時間で庭全体をきれいにできるのが最大の魅力と言えるでしょう。

ただし、作業中の騒音や安全には十分配慮し、ペットは必ず室内に。刈り取った草は、ペットが口にする前に速やかに片付けることが鉄則です。

【FAQ】よくある質問と失敗談


Q1. 安全な除草剤をまいたのに、すぐにまた生えてきました。なぜ?

A1. ペットに安全な除草剤の多くは「接触型」で、かかった葉や茎だけを枯らすものがほとんどです。根を枯らす効果は弱いため、生命力の強い雑草はまた再生してしまいます。スギナなどのしつこい雑草には、前述した「熱湯+光の遮断」などの物理的対策を組み合わせるのがおすすめです。

Q2. 防草シートを敷いたのに、隙間やシートの上から草が生えてきます。

A2. これは典型的な失敗例です。原因は「シートの重ねが不十分」「ピンの隙間」「シートの上に飛んできた土が溜まり、そこに種が飛来した」などが考えられます。シートの施工は丁寧に行い、シートの上に溜まった土や葉は定期的にブロワーなどで吹き飛ばしましょう。

Q3. グランドカバーを植えましたが、雑草に負けてしまいました。

A3. グランドカバーが地面を完全に覆うまでは、雑草も一緒に生えてきます。最初のシーズンが最も重要です。グランドカバーの間に生えてくる雑草は、こまめに手で抜いて、グランドカバーが優勢になるのを助けてあげる必要があります。

まとめ:最適な方法を組み合わせて、雑草ストレスゼロの庭へ

ペットの安全を最優先にした除草は、一つの方法だけで完璧にこなすのは難しいかもしれません。
基本は「手で抜く」。週末の習慣にしてみましょう。
しつこい雑草には「熱湯+遮光」の集中攻撃を。
隙間には「お酢スプレー」や「熱湯」でピンポイント攻撃。
楽をしたい、長期的に解決したいなら「防草シート」が最強の選択肢。
庭をおしゃれにしたいなら「グランドカバー」に挑戦。

この記事で紹介した方法を参考に、ぜひあなたの庭にぴったりの対策を組み合わせてみてください。正しい知識で、安全かつ効果的に雑草を撃退し、愛するペットと心からリラックスできる美しい庭を手に入れましょう。

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