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これから農業を始める方必見|農機具を安く買うための補助金・支援制度まとめ

皆様こんにちは!広報チームのつたけです!
今回のブログでは、農業機械の導入時に使える補助金についてお話しさせていただきます!
農業機械の導入コストに悩むあなたへ
農業を始めたばかりの方や、規模を拡大したいと考えている方にとって、農業機械の導入は避けて通れない重要なステップですよね。
しかし、その導入にかかる費用は非常に高額で、特に新規就農者にとっては初期投資の大きさが大きな壁となることが少なくありません。
例えば、トラクターやコンバイン、収穫機など、どれも数百万円以上のコストがかかるため、資金調達に悩む方が多いのも事実です。
そこで注目したいのが、国や自治体が提供する補助金制度です。
これらの補助金を上手に活用することで、導入コストを大幅に抑え、より効率的に農業を営むことができます。
本記事では、農業機械を購入する際に使える代表的な補助金制度について詳しく解説いたします。
さらに、YouTubeでは実際の成功事例や補助金申請のポイントをわかりやすく紹介していますので、ぜひ動画でもご確認ください!
農業をより効率的に、そして安定的に成長させるために、役立つ情報が満載です。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう!
農業機械導入にかかる費用とその課題
農業用の機械は年々高性能化しており、それに伴い価格も上昇しています。
以下は一般的な農機の価格帯です。
・トラクター:200〜500万円
・コンバイン:300〜800万円
・乾燥機・精米機:100〜400万円
こうした高額な機械の導入には、初期投資の大きさがネックとなります。
補助金の活用は、こうした資金負担を軽減する強力な手段です。正しい制度を選び、適切な申請を行えば、最大1000万円の補助を受けることも可能です。
農業機械導入に使える主な補助金制度
① ものづくり補助金提供元:中小企業庁
・補助額:最大1000万円
・補助率:1/2
・主な条件:革新的な技術導入や業務効率化などの事業であること
・対象例:自動選別機、加工機、高性能乾燥機など
・公式情報:ものづくり補助金ポータル
農業者でも「中小企業者」や「個人事業主」として認定されていれば申請可能です。農産物の加工や直売所の運営なども対象になることがあります。
② 小規模事業者持続化補助金
・提供元:商工会議所・商工会
・補助額:最大200万円(通常枠は50万円)
・補助率:2/3
・対象:従業員20人以下の農家(JA以外の販路がある場合)
・対象用途:農機購入、ネットショップ開設、販促物制作など
・公式サイト:全国商工会連合会
「地元で小さく始めたい農家」に特におすすめの補助金です。ホームページ作成やチラシ印刷など、農機以外の費用にも使えるのが特徴です。
③ 経営発展支援資金(農林水産省)
・補助額:最大1000万円
・対象:認定新規就農者(49歳以下)
・条件:150日以上の農業従事・事業計画書の提出
・備考:国・県・本人の3者分担で補助
・公式:農林水産省|支援策ページ
就農初期の不安を解消する制度で、若い世代の農業参入を後押ししています。対象となるには自治体の認定が必要ですが、サポート体制が整っています。
補助金申請は難しい?→代行サポートを活用しよう
補助金は申請書類が多く、審査も厳しいため、個人で対応するのはハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
そんなときは、補助金申請代行サービスの利用も選択肢のひとつです。専門家のサポートを受けることで、採択率を高めつつ、煩雑な書類作成の手間を省くことが可能です。
補助金を活用した成功事例(動画より)
1.柑橘系果物の加工・出荷業者の事例
川番柑(かわばんかん)などの柑橘類を加工・出荷する事業者が、「ものづくり補助金」を活用してオーダー化機を導入しました。これにより作業の自動化が進み、効率化と労働負担の軽減に成功しました。
2.米の生産者による粗選機の導入事例
お米の生産を行う事業者が、「ものづくり補助金」を活用して粗選機(そせんき)を導入しました。この設備により、品質管理や出荷作業の効率が向上しました。

まとめ|農業機械の補助金は“知ってる人が得をする”制度
制度名 | 対象 | 補助額 | 特徴 |
---|---|---|---|
ものづくり補助金 | 中小企業等 | 最大1000万円 | 革新的な農業導入・生産性向上 |
小規模事業者持続化補助金 | 小規模農家 | 最大200万円 | 販路拡大・設備投資に幅広く対応 |
経営発展支援 | 新規就農者 | 最大1000万円 | 若手農業者のスタート支援に特化 |
補助金制度は、予算枠や申請期限が決まっているため、申請を検討している場合はこまめに最新情報をチェックすることが非常に重要です。特に、予算がなくなったり、期限を過ぎてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性があります。定期的に各機関の公式サイトや情報提供を確認することで、チャンスを見逃さないようにしましょう。
また、補助金申請にはさまざまな書類や手続きが必要ですが、最寄りの商工会や農業委員会、または補助金申請代行サービスを活用すれば、申請がスムーズに進み、専門家のアドバイスを受けることができます。わからないことや不安なことがあれば、遠慮せずに相談してみてください。相談することで、申請の成功率が高まり、より安心して申請を進めることができるはずです。
もし、「うちの農業にも使える補助金があるかも!」と感じた方は、ぜひ一度、最寄りの商工会や農業委員会に相談してみることをおすすめします。あなたの農業に最適な補助金を見つけ、導入のサポートを受けることで、これからの農業経営がさらに安定し、発展する可能性が広がります。しっかりとした情報を得て、賢く補助金を活用し、農業機械の導入を実現しましょう。
参考リンク
・農林水産省|農業補助金一覧
・ものづくり補助金
・全国商工会連合会
唐沢農機サービスのYouTubeチャンネルでは、補助金についてなどの農業のノウハウのほか、整備動画なども配信しております!農家の皆様のお役に立てるチャンネルになっておりますのでぜひチャンネル登録していただけたら嬉しいです🥹
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