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2025/12/09

GUCCI(グッチ)のお財布:本物と規格外品を見抜く究極チェックリスト

こんにちは!
アパレルリファービッシュチームです。

最近のアパレルリファービッシュチームでは、ブランド品の仕入れにも力を入れています。
近年では、GUCCI、ルイヴィトン、シャネル、プラダ、セリーヌなど様々なブランド品がメンズ・レディース問わず若者層にも人気ですよね。
何か頑張った節目の時や、記念日には私もついついブランドアイテムを見てしまいます✨
「憧れのブランドのお財布をフリマアプリやリユースショップで見つけた!」 「並行輸入品でお得に手に入れたい!」そう考える方は多いかと思います。
しかし、市場にはスーパーコピー品と言われるほど非常に巧妙な規格外商品(偽物・フェイク品)が残念ながら流通しています。
この記事では、私が初めてGUCCI製品を鑑定し見つけた、特に見落とされがちな「規格外」と「本物」を見分けるための決定的なチェックポイントを、具体的な【実例】を交えて徹底的に解説します。
私もまだまだ勉強中なのですが、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです✨

GUCCIの真贋を見極めるには、「刻印」「素材」「縫製」の3つの視点から、徹底的にディテールを検証する必要があります。

GUCCIのお財布 規格外品を見抜く重要ポイント

GUCCIの真贋を見極めるには、**「刻印」「素材」「縫製」**の3つの視点から、徹底的にディテールを検証する必要があります。

1. 刻印の「不統一性」と「不鮮明さ」をチェックせよ!

お客様からいただいた貴重な【実例】を含め、プロが最も注視するポイントです。本物のGUCCI製品は、ブランドの厳格な品質管理のもと、全てのディテールに一貫性が求められます。

【実例から学ぶ】生産国刻印の「大小文字の不一致」

下記の写真は実際にあった規格外商品です。(GUCCI PLUS:長財布)
比較してみると生産国の刻印が、外側のボタンは小文字なのに対し、中のレザー部分の生産国は大文字で刻印されています。
本物は、使用されている全ての刻印の「書体」「サイズ」「大文字/小文字の区別」が一貫しています。
規格外品は、複数の工場や異なる時期に作成されたパーツを寄せ集めて作られることが多く、この「不統一性」が顕著に現れます。これは製造管理ができていない証拠です。


【さらにチェックすべき刻印のポイント】
◾️フォントと深さ

本物は、フォントが整然としており、深く、均一に刻印されています。偽物は、文字が潰れていたり、深さがバラバラだったり、インクの滲みが見られることがあります。
◾️CとUの形状に要注意!
正規品は【U】の右側が細く、左側が太くなっており太さは均一ではありません。
さらに【C】の始まりと終わり部分は細く、先端は直角になっているなど細部までこだわっています。
一方で、規格外品では左右の太さが菌とであったり、刻印が潰れて不鮮明なことが多いです。
下記の写真は実際の、規格外商品です。
若干【U】の右側が細いような気もしますが、正規品と比較すると左右はほぼ同じ太さであることがわかります。また、左の刻印は潰れており、はっきり文字が読めませんよね。
正規品であれば、このように文字が潰れていることはありません。

2.金具(メタルパーツ)の質感と重量感をチェック!

お財布のボタン、ファスナーの引手(プラー)、GGロゴなどの金具は、高級品の品質を示す「顔」です。

【刻印の処理】
金具に施された刻印は、文字の中まで綺麗に処理されており、ざらつきがありません。コピー品は、レーザー刻印の処理が甘く、刻印の中がザラザラしていたり、粗い仕上がりになっています。

【重量感】
本物の金具は、真鍮や高品質な合金が使われており、手に取るとずっしりとした重みを感じます。偽物は、安価な素材が使用され、軽すぎたり、プラスチックのようなチープな質感があります。

【ファスナーメーカー】
本物は、GUCCI、YKK、Lampo(ランポ)などの信頼できるメーカーの刻印がされています。
小さな内ポケットのファスナーなども含め、全てのファスナーに刻印があるかを確認しましょう。刻印がないもの、または上記のメーカー以外のものは要注意です。

3.素材(レザー、キャンバス)と縫製の「緻密さ」をチェック!

GGキャンバスの柄合わせ
GGスプリームなどのキャンバス地は、財布の折り目やパーツの境目において、左右対称に柄が美しく揃っていることが、高品質な製品の証です。規格外品は柄を無視して裁断されます。

キャンバス生地の織り方
グッチのキャンバス生地は、横糸(緯糸)1本に対して縦糸(経糸)が6本と、原則織り方が決まっています。この織りの比率が異なっていたり、縫い目が重なっていたりする場合は偽物の可能性が高いです。

縫製のピッチ(間隔)
本物は、糸の間隔(ピッチ)が非常に細かく、均一です。縫い目が粗かったり、途中でピッチが変わっているものは偽物です。

まとめ:規格外品に騙されないためのポイント

これまで見てきたように、本物のGUCCI製品は、その細部にまで揺るぎない品質と一貫性が宿っています。規格外品に騙されないためには、以下の三大ポイントに集中して確認しましょう。

1.刻印の「一貫性」と「緻密さ」を徹底的に確認する
最も重要なのは、ロゴや生産国の刻印がバラバラではないかという点です。
今回の実例で見たように、外側のボタンの刻印が小文字なのに、内側の刻印が大文字になっているなど、複数の刻印間で書式(フォントや大文字・小文字)が一致しているかを必ず確認してください。本物は、全ての刻印に厳格な統一性があります。
また、 GUCCIの「U」や「C」の文字は、微妙な非対称性や先端の処理に特徴があります。できればルーペ(虫眼鏡)を使って拡大し、これらの文字が雑に潰れていたり、左右対称に整いすぎていないかを確かめましょう。

2.金具と数字のフォントに宿る「職人の手仕事」を感じる
安価な偽造品が再現できないのは、素材の質と手作業の痕跡です。
お財布のボタンやファスナーの引手を手に取り、ずっしりとした重みがあるか感じてみてください。また、金具に刻印がある場合、文字の内部まできれいに処理され、ザラザラしていないかを確認しましょう。 型番やシリアルナンバーの数字が、機械で打ったように完璧に一直線に並びすぎていないかも重要です!本物は、わずかに上下のズレや間隔の不揃いがあり、丸みのある数字には独特の「跳ね」があります。これは、手作業で刻印されたことによる品質の証です。

3.「安さ」ではなく「信頼性」を基準に選ぶ
フリマアプリやオークションサイトで「安すぎる」GUCCIを見つけた場合、それは赤信号です。
価格が市場相場からかけ離れて低い場合、刻印や縫製に一貫性のない粗雑な作りが見られる可能性が非常に高くなります。購入する際は、必ず信頼できる専門店や、真贋鑑定サービスを利用するなど、「安心」を買うことを第一に考えてくださいね!
ネットで購入するときは、そのショップの会社概要や口コミ評価などをしっかりチェックすることも重要です。

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