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2026/09/08

【東御市の米作り】稲刈り後の「秋起こし(秋耕)」で来年の土が変わる!メリットと粘土質土壌に適したロータリーの選び方

みなさん、こんにちは!9月に入り、東御市内でも浅間山麓の田んぼが黄金色に染まり、いよいよ稲刈り本番のシーズンを迎えました。早い地域では刈り取りが始まり、田んぼにズラリと「ハゼ掛け」が並ぶ風物詩も見られる頃ですね。

無事に収穫が終わるとホッと一息つきたくなるところですが……実は、稲刈り後から11月にかけて行う「秋起こし(秋耕:しゅうこう)」こそが、来年の米の品質と収量を大きく左右する最大のポイントだということをご存じでしょうか?

特に、八重原をはじめとする東御市の強粘土質な田んぼでは、

  • 「収穫後に放置したら春の土作りで苦労した…」
  • 「粘土質だから、秋起こしのタイミングが難しくて泥をこねてしまう…」

といったお悩みの声を地元農家様からよく伺います。

そこで今回は、「なぜ稲刈り後に秋起こしをするべきなのか?」という3つのメリットから、東御市の土質に合わせた作業のコツ、さらには秋起こし前に絶対に確認しておきたいトラクターロータリーの点検ポイントまで詳しく解説します!

来シーズンも美味しいお米をたっぷり収穫するために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 稲刈り後に耕す「秋起こし」3つのメリット

「春に田起こしをするから秋はやらなくていいのでは?」と思われがちですが、秋のうちに耕しておくことで春の作業が格段に楽になり、お米の生育環境が整います。

① 残った稲ワラの分解を促進する

収穫後に田んぼに残る「稲ワラ」や「株」は、土と混ぜ合わせることで微生物による分解が進みます。特に東御市のような寒冷地では、冬場に地温が下がると分解が止まってしまうため、稲刈り後〜本格的に寒くなる前の10月〜11月の間にしっかり土と混ぜ込んでおくことが重要です。

② 翌春の湧き(有害ガス)や根腐れを防ぐ

稲ワラが未分解のまま春に水を張ると、土中で腐敗してメタンガスなどの有害ガスが発生します。これが根傷みの原因となり、稲の初期生育を邪魔してしまいます。秋起こしをしておくことで、春にはふかふかの健康な土壌でスタートできます。

③ 病害虫・雑草の越冬を防ぐ

カメムシ類や害虫の卵、雑草の地下茎は土の表面近くで冬を越します。秋起こしで土を深く反転させて冷たい外気にさらす(寒晒し)ことで、翌シーズンの病害虫被害や雑草の発生を抑えることができます。

2. 東御市での作業タイミングと「粘土質土壌」の注意点

秋起こしを行う時期は、稲刈り・脱穀が完了した10月〜11月中旬頃が一般的です。ただし、作業時には以下のポイントに注意が必要です。

水はけと「田んぼの乾き」をしっかり見極める

東御市の粘土質の田んぼは水持ちが良い反面、一度雨が降ると乾きにくい特性があります。湿った状態でトラクターを入れると、土が練られて硬い「大きな塊」になってしまい、かえって水はけや通気性が悪化します。

稲刈り後、晴天が続いて田んぼの表面がしっかりと乾いたタイミングを狙ってトラクターを入れましょう。

3. 秋起こしに最適なトラクターのロータリー設定

秋起こしは、春の代かき前の田起こしとは目的が異なります。

  • 耕うん深さ: 10〜12cm程度の「やや浅め」でOK(ワラと空気を混ぜることが目的)
  • 回転・速度: PTO回転は低め〜標準、走行速度は少し早め

土を細かく砕きすぎず「粗めに耕す」のがコツです。粗い土の塊にしておくことで、冬の間の降雪や凍結・融解(しばれ)によって自然に土がほぐれ、春には理想的な土壌構造になります。

4. 粘土質の土は刃が減りやすい!「耕うん爪」の消耗チェック

東御市の粘土質・石混じりの圃場では、他地域に比べてロータリーの耕うん爪の摩耗が早い傾向があります。

秋起こしを始める前に、爪の先端が丸く細くなっていないか、幅が薄くなっていないか必ず点検してください。

すり減った爪で無理に硬い秋の土を耕すと、

  • 稲ワラがうまく巻き込まれず、分解が進まない
  • トラクターに余計な負荷がかかり、燃料代がかさむ
  • 耕うん深さが安定しない

といったデメリットが生じます。「そろそろ限界かな?」と感じたら、秋の作業前に新品の爪へ交換することをおすすめします。

まとめ:秋のひと手間で、来期の高品質米を目指そう!

収穫が終わった後の秋起こしは少し手間に感じられるかもしれませんが、秋のうちに土のベースを作っておくことで、翌春の肥料代の節約や農薬使用量の低減、そして何より美味しいお米の収穫につながります。

今年の稲刈り・脱穀が終わったら、ぜひ「秋起こし」に取り組んでみてください!

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