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2021/02/24

【プレスリリース】唐沢農機サービスと商船三井、越境ECサイトを活用した中古農機輸出事業の共同検討を開始

唐沢農機サービスと商船三井、越境ECサイトを活用した中古農機輸出事業の共同検討を開始

株式会社唐沢農機サービス(所在地:長野県東御市、代表取締役:唐澤健之)は、株式会社商船三井(所在地:東京都港区、代表取締役社長:池田潤一郎)との業務提携により、中古農機具輸出事業の共同検討を開始いたしました。

唐沢農機サービスの全国から高品質な中古農機を調達する力と商船三井の高品質で安全・安心な輸送サービスを組み合わせ、開発途上国の農業生産性向上に貢献し、人口増加の続く開発途上国での食料不足問題の解決に貢献すべく取り組んでまいります。

 

「ノウキナビ」の中古農機調達力と商船三井の輸送力による海外展開

唐沢農機サービスは、全国300軒以上の農機具販売店を結ぶ「ノウキナビ」ネットワークを保有しており、全国から高品質な中古農機具を調達可能な強みを持っています。一方、商船三井は130年以上の歴史ある海外輸送力が強み。この度の協業によって国内の中古農機具を海外輸出し、開発途上国の農業支援に繋げたい考えです。

両社は、昨年9月に越境ECサイトを活用した中古農機輸出事業の共同検討に関する覚書を締結し、唐沢農機サービスの「ノウキナビ」から中古農機5台を調達。商船三井が運航する自動車専用船「MARGUERITE ACE」にて、神戸港及び木更津港から輸送し、本年2月19日にケニア・モンバサ港へ到着しました。

 

中古農機との相性が良い東アフリカ・ケニアの機械化を促進

伝統的にアフリカ大陸への輸送に強い商船三井との協業においては、農業が盛んで経済成長著しい東アフリカの中心国ケニアをターゲットとしました。越境ECサイトを活用した中古農機輸出の事業化に向けての第一弾として、今回輸送した中古農機を使用して本年3月にナイロビ近郊のムエア周辺地域にて、現地の農地に日本の農機が適合するかなどの実地検証を行う予定です。

日本の農機具が受け入れられやすい市場環境を踏まえ、まずはケニアでの中古農機需要を開拓し、農業の機械化を促進します。また東アフリカには農業国が多いため、その先にはウガンダ、タンザニア、エチオピアなどへの展開も視野に入れています。

 

開発途上国の農業生産性向上により食糧不足解決を図る

国内に眠る高品質な中古農機を海外で活躍させるために、唐沢農機サービスと商船三井は本格的な海外輸出事業に向けて共同検討を開始しました。中古農機調達力と海外輸送力という強みを持つ両社がタッグを組む本プロジェクトを通じ、東アフリカなど開発途上国の農業生産性を向上させ、深刻な食糧不足解決への道を拓くことをミッションとしてプロジェクトを推進してまいります。

 

株式会社商船三井について

1884年創業の800隻を超える世界最大級の船隊を運航する総合海運企業。資源・エネルギー・原材料・製品など、さまざまな物資を輸送することで世界中の人々の暮らしや産業を支えている。また、フェリー事業、内航船事業、曳船事業、倉庫・海事コンサルタント業、不動産事業、客船事業なども展開している。

 商号:株式会社商船三井
 代表取締役社長:池田 潤一郎
 本社住所:〒105-8688 東京都港区虎ノ門2丁目1番1号
 事業内容:海運業・総合輸送業(資源輸送、エネルギー輸送、製品輸送等)
 ウェブサイト:https://www.mol.co.jp/

 

▼(2021年2月24日 10:00発出)プレスリリース(PDF)
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