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2021/08/10

乗用モアーのメンテナンスの仕方がわからない方にセルフチェック項目

皆様こんにちは。農機事業部の古越です。

コロナウィルスの影響で去年より1年延期になった東京オリンピックが無観客での開催ではありますが、自国の開催とあって日本中が盛り上がりました。

さて、今回は草刈りのシーズン中のトラブルを未然に防ぐため乗用モアーの簡単なメンテナンスについて紹介したいと思います。

エンジンオイルの点検方法

①エンジンを停止しオイルゲージを外します。

②オイルレベルゲージをウエスで拭き取り再度差し込みます。

※乗用モアーに多く搭載されているエンジンで、ホンダとカワサキエンジンはねじ込まずに確認します。また、ブリッグスエンジンはねじ込んで確認します。

③オイルレベルゲージ付着したオイルの量と汚れ具合を点検します、上と下の⽬盛りの間にオイルがなければ上の⽬盛りまでオイルが付くようにエンジンオイルを補充します。 また、上の線より多い場合は抜いて規定量に調整します。

※汚れている場合にはオイル交換します。オイルフィルターが付いている機種もあるのである場合はオイル交換2回に1回の頻度でのフィルターの交換をおすすめします。

エアークリーナーの汚れ確認方法

①エアークリーナーカバーを外します。

②草のゴミやホコリがキャブレーター側の方に入れないように注意してエアークリーナーを外します。

③エアークリーナーの汚れを軽く叩いて落とすか、エアーで吹き飛ばして落とします。

※汚れが著しくひどい場合には新品に交換します。

ナイフ又ナイフステーの点検

①ナイフ又ナイフステーの取付にガタや亀裂や曲がり摩耗があるか確認します。

※ある場合には危ないので新品と交換します。

タイヤの点検

①前後のタイヤ空気圧の点検します。

②規定の空気圧がわからない場合はタイヤの横に規定圧の記載があるものもあるので参考にする。

※空気圧が少ないとパンクしやすくなったり、タイヤの早期摩耗になったり、ハンドルが重くなったりしますので、著しく摩耗や亀裂がある場合には交換します。

刈刃、走行ベルトの点検

①亀裂や摩耗の有無の点検をします。

※刈刃のベルトはシートを跳ね上げると見やすいところにあることが多いですが、走行ベルトは少し見えずらい所にある場合もあるので見落とさないように注意してみます。

各操作レバー類と刈刃カバーの点検

①各操作レバーや刈刃カバーの上下の作動確認をします。

②動きが悪い場合には、給油してあげます。

まとめ

乗用モアーは刈った草のゴミが結構、機体の隙間などにたまります、そのまま使用するベルト等の損傷や、最悪の場合火災の原因にもなりますので使用後はこまめにきれいにすることをお勧めします。

以上の点検や清掃などをすることで、機械の寿命や突然のトラブルを未然に防ぐことができます。

いままで使いっぱなしの方は是非試してみてはいかがでしょうか?

また、ご自身でメンテナンスをやろうとは思うがよくわからない方は・・・・

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