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2019/03/01

新規就農者の初期投資について

こんにちは!農業事業部の井上です!
そろそろ4月にさしかかり新しいことにチャレンジされている方も多くいるかと思います。
昨今、農業ブームもあり新規就農者の数は上昇傾向にあります。
離農者も増えているので全体の数量は減っている状況ではあるのですが、
新しい人がどんどん増えるのは良いことかと思います。
しかし、数字には見えないものの農機部門の方に話を聞くと新規就農でも数年以内に農業をやめてしまう人が多いようです。
そこで今回は農業を始めて少しの私が感じた農業の投資について書きたいと思います。

栽培作物をイメージする

農業は、初期投資が非常にかかるものです。
例えばカラサワファームのイチゴですがハウス・暖房機・灌水設備・環境モニタリングシステム…..
挙げたらキリがありません。
これらは必要最低限の設備ですので、導入しなければ生業としてのイチゴ栽培はできません。
しかし、例えばぶどう。
SS・乗用モア・電動剪定バサミなどなど必要なものは沢山あります。
ただ考えて欲しいのが始めるのは苗からなのか?成木なのか?によって大きく違うことです。
成木で農家さんから農地と木ごと譲り受けた場合は前述のSS・乗用モア・は必要になると思います。
ですが農地しかなく自分で苗を定植して栽培をしていく場合は当面はSS・電動剪定バサミは不要になります。
つまり自分が始める農業の状態によって、いつまでにどんな設備が必要なのかがわかるのです。

中古を活用する

インターネットが普及している昨今、インターネットで「中古 農機」と調べれば山ほどの中古農機が出てきます。

おすすめの中古農機はこちら!

前項で不要なものは買わないと述べましたが絶対に必要なものでも、かなり金額はかかります。
そこで中古の活用が重要になります。ジャンク品のように安いだけで使えるかどうかわからないものもありますが
「ノウキナビ」のように一定の基準をクリアした農機しか出品できないサイトを活用して購入するのおすすめします。
そして購入したら近くの「ノウキナビ販売店」に掛け合って整備や修理などを依頼するのがスムーズに問題を解決できるのではないかと思います。

補助金を活用する

調べると農業の補助金はいくつかあります。
申請は面倒ですが数時間で書類等を作成すれば数十万円から数百万円手に入るのですから、申請しない手はありません。
また補助金でSSや乗用モアを購入できるのであれば絶対に購入するべきです。
状況とタイミングによっては3年後に購入すればよいものも、今購入しておいた方がよいこともあるので注意が必要です。
補助金は基本的に国や市町村によって、毎年変わってくるので使える年に使うことをおすすめいたします。
単協ごとに補助金もあったりするので、まずは地元のJAに相談してみるのがよいかと思います。
ちなみにイチゴのハウスは農協の補助金で20%負担していただくことができました。

まとめ

ここまで新規就農の初期投資について書いてきましたがいかがだったでしょうか。
結論を申し上げると、自分の現状(1年目)をしっかり計画し、その中で絶対に必要なものだけ購入する。
購入も補助金などがない場合は質のよい中古が担保されるサイトなどで購入する。
補助金がある時は最大限に良いスペックものを購入する。
こういった手順で初期投資を進めていくのがこの一年で感じたベストな選択肢だと私は感じます。
あくまで私の主観ですので、自分でしっかり計画を立てることがもっとも重要だと感じます。
手順、計画立案より私が愛情込めて栽培している、「信州ごちイチゴ」はこちらよりお買い求めできます。
ご興味ある方は、ぜひ!
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